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コラム


 

 

Yahoo対策

膨大なデータ解析から発見した特殊技術

 

SEO対策をご自分で本格的にやられている方なら、一度はソケット通信のプログラムを作ろうと思ったことがあるかとは思いますが、弊社でも自社で作成した、高速ソケット通信プログラムをいくつか持っております。このプログラムが収集した膨大なデータを解析しているときに、あるキーワードの順位について、おかしな挙動を半年間に3回繰り返していることを発見しました。最初はこの挙動についての謎を解くことができませんでしたが、3回目の時に、ようやく、挙動の原因を発見しました。それは、一度上位に付けた後で、数時間後に順位が落ちる挙動が、ある特定のタグによって起こされるというものです。なるほど、よくよく考えてみると、インデクサーのプログラムとフィルターの機能は別にした方が性能がはるかによくなりますし、第一、100番台のサイトをわざわざフィルターにかける意味もありません。このプログラムの時間差は、弊社の予想では数時間であり、非常に発見が困難であることが特徴です。弊社のソケット通信プログラムはマルチスレッドで動作し、非常に高速な処理をするからこそ発見することが出来たと思います。

 

この大いなる発見によって、ビックキーワードの上位表示までの時間短縮と、特定サイトの上位キープをする技術の開発に成功しました。技術の開発には、膨大なデータの解析も非常に重要なファクターになるということを再認識した日でもあります。

 

 

Googleとの違い

 

Yahooのキーワード検索画面が2005年10月3日にロボット型のYST方式に切り替わりました。これによって、ビジネスエクスプレスを利用してディレクトリ登録されていたサイトは、SEO対策をしないと上位表示、つまりアクセスアップは望めなくなりました。サイトで売り上げを上げている会社であれば、これは死活問題になるでしょう。また、YahooはGoogleに比べて2.3倍のアクセスがあるといわれ、Yahoo対策は非常に重要となります。

弊社は、お客様の順位を毎日計測しておりますが、googleに比べて、順位変動がトリッキーでることがわかります。昨日は5位だったのに今日は圏外だったりします。この事象は何を物語っているのでしょうか?googleもYahooも大資本会社で優秀な技術者が大勢いるため、システム構成やマシンスペック、回線の太さなどにたいした違いはないと考えられます。また、検索結果を返すのがリアルタイム処理だとすると、順位決定やスパムフィルター処理はバッチ処理として動作します。このリアルタイム処理時間が(ターンアラウンドタイム)がgoogleとたいして違いがないことは、これらのマシンスペク、アーキテクチャ、回線などのインフラ関係がgoogleとは大差がないことを物語っています。なのにYahooの順位変動がトリッキーな動きをするのは、

@動的サイトのCGIのパラメータ(最大取得サイト数)を多く拾っているため、インデックスするサイト数が多い
Aスパム探知デーモンの性能が遅い(多くの機能が搭載されていると推測)

*デーモンとは、unixの常駐ジョブの事です

この2点が大きな原因と考えられます。YSTはgoogleを意識して、より多くの情報、スパム対策を意識して設計したために、インデックス更新のタイミングがgoogleより遅れ、これが、順位のトリッキーな変動につながっているのではないかと推測されます。確かに、YSTはgoogleよりも同じキーワードで検索しても、検索結果数が多く出る場合が多くあります。つまり、世界中のサイトの数が同一であると考えると、動的サイトのパラメータの個数(取得限界数の最大値)がgoogleより多いことが分かります。また、上位表示後に、サイトの内部(ソース)を修正すると、順位降格する場合がgoogleより多くあります。これは、googleよりもスパムについて厳しい基準があるのではないかと考えられます。この為、YST対策としては一般的にgoogleよりもより多くの時間をSEO対策に費やさないと結果が出にくく、また、上位表示後のサイトの修正には注意が必要ということになります。

未だ不安定なYSTですが、弊社ではほとんどのサイトで上位表示出来ております。

追記 2006.5.11現在
Googleも仕様変更を行い、検索結果数が大幅に伸びてきております。
今後のGoogleのインデックス更新頻度、Googleダンスの期間が気になるところです